梅雨が明けて暑い事がニュースになる季節になりましたが
昨日、残念なニュースがありました。
ディープインパクトがが亡くなりました。
4月にウォッカが亡くなって また名馬が世を去りました。
父は有名なサンデーサイレンス。
日本競走馬協会が主催する日本最大のセリ市(セレクトセール)で
その時、サンデーサイレンス産駒は14頭出されていましたが
9番目の7000万円で落札。
その頃は体のバランスは良いが、目立って良いところが無い印象だったそうです。
2004年9月に池江泰郎 厩舎に入厩し
厩務員が初めてディープインパクトみた時に、
小柄でかわいらしい顔をしていたので牝馬と間違えたとの事。
同年の10月に初めて坂路調教を行い
池江泰郎氏が58秒~59秒で走らせるように指示をしたとこころ
54秒前半のタイムをたたき出しました。
好タイムをたたき出したことでディープインパクトがバテていると思い
池江泰郎氏が見に行くと、汗一つかいていないでケロッとしていたそうです。
この時、厩務員も「ただモノではないと思った」と後に言っています。
12月19日にデビューが決まり
デビュー戦の4日前に後に主戦騎手となる武豊が調教で初めて騎乗し、
調教後、調教助手に「この馬、ちょっとやばいかも」と言いデビュー戦に挑みました。
デビュー戦は3ハロン33.1秒の上りで圧勝
京都競馬場で行われた2戦目 若駒ステークスでは4コーナーで先頭から
10馬身近く離れていましたが、ゴールした時には2着に5馬身離し圧勝し
このレースを見て関係者の中では三冠とれる馬と声があがったそうです。
映像を見て解りますが、1頭だけ早送りしているように見えます。
その後、弥生賞で前年の2歳王者マイネルレコルトを破り皐月賞出走となります。
"走っているというより飛んでいる感じ" とインタビューに答え
レース後の記念撮影で武豊が指を1本立てて三冠宣言をしたのは有名です。
武豊の宣言とおり無敗で三冠達成し生涯成績は
14戦12勝(G1レース7勝 G2レース3勝)
競馬好きの中で過去最強馬の話になると必ず出てくる名馬となりました。
産駒にも牝馬三冠、ジャパンカップを連覇したジェンティルドンナや
世に送りだしています。
まだまだ逝くのは早いです。
ただただ残念です。