北海道紋別郡遠軽町瀬戸瀬西町にある石北本線 瀬戸瀬(せとせ)駅
1961年(昭和31年)4月 1日に石北本線に改称されました。
瀬戸瀬駅
新旭川駅から16個目の駅です。
現在の駅舎は
1988年(昭和63年)に改築されました。
去年(2018年)4月頃にJR北海道が瀬戸瀬駅の廃止を検討している
ニュースが出ましたが現在はどこまで話が進んでいるか解りません。
同時に
候補となりました。
無くなってしまうのでしょうか?
瀬戸瀬駅 駅前の風景1
瀬戸瀬駅 駅前の風景2
瀬戸瀬駅 上空から
駅付近には飲食店が見当たりませんでしたが、駅から北東へ1kmくらいのところに
良さそうな鉄道撮影スポットがありました。
鉄橋を渡る姿が撮影出来ます。
ちなみに後ろに見えるのは湧別川ダムです。
特急オホーツク・大雪が通過します。
地図を見てたら湧別川ダムの奥に公園がありました。
寒河江公園
春になると桜が咲き賑わう公園ですが
山形県の方ならピンとくる人もいると思いますが山形にもサクランボで有名な
寒河江という珍しい漢字なので土地の形状や由来などが同じなのでしょうか?
ただ北海道の方は「さがえ」と読むかは解りませんでした。
駅周辺をさらに調べてみると
駅から南へ10kmくらいのところに温泉がありました。
瀬戸瀬温泉 セトセ温泉ホテル
1956年に開業し外観も宿内も昭和を感じて湯治場の雰囲気があり
宿泊は素泊まりのみ3,850円 日帰り入浴500円で可能です。
お湯は源泉かけ流しph値は9.3で男女別の内湯が1個づつあります。
温泉に行くとたまにphというのを見かけますが意味が全く解からないと言うより
意識した事がありませんでした。
温泉好きな方からみれば温泉オンチですが、この機会に少し調べてみると
ph値により酸性・中性・アルカリ性に分類され
値が低いと酸性、逆に高いとアルカリ性の温泉となります。
ph値はphは「potential of hydrogen」の略で
「ペーハー」「ピーエイチ」と読み、
水溶液中に含まれる水素イオンの濃度を示す値で使われます。
酸性の温泉は古い角質を溶かし肌がツルツルになり
アルカリ性の温泉は肌の汚れ、油分を落としながら中和し肌を柔らかくしてくれるそうです。
hhだったら「ヒーハー」と読まれていたかも知れません。
細かく見ると
強酸性 ph2未満
酸性 ph2~3未満
弱酸性 ph3~6未満
中性 ph6~7.5未満
弱アルカリ性 ph7.5~8.5未満
アルカリ性 ph8.5~10未満
強アルカリ性 ph10以上
以上のように分類されるそうです。
酸性・アルカリ性以外にも分類があるそうですが
酸性の温泉は古い角質が取れる事で肌がデリケート状態になっているので
浸かった後に体をゴシゴシ洗わないでシャワーで洗い流す程度で
アルカリ性の温泉は油分が取れる事で肌が乾燥しやすくなるので
浸かったに体をゴシゴシ洗わないでシャワーで洗い流す程度でいいみたいですよ。
温泉でも家風呂と同じように浸かった後に体を洗う事をしていましたが
必要ないみたいですね。
セトセ温泉ホテルさんはph9.3なのでアルカリ性の強い温泉です。
気になったので
日本で一番強い酸性・アルカリ性の温泉を調べてみました。
酸性
酸性が強いと言われる草津温泉はph1.6くらいです。
神奈川県厚木市の飯山温泉 元湯旅館 ph11.3
サイトにより数字にばらつきがありました。
参考までに
分析した日などが不明確で、無料で入れる
群馬県吾妻郡にある香草(がぐさ)温泉はph0.9~1.1と激酸性だそうです。
行くまでの道のりが険しかったり、
湯が熱くて入れなかったりするみたいですが・・
瀬戸瀬温泉の温泉水は「太陽の丘ビール」という地ビールに使われていました。
温泉水でビールを醸造するなんて初めて聞きましたが
今は「太陽の丘ビール」が無くなってしまった?ようです。
ざんねん