ここ最近、友人や知り合い、お客さんと電話すると
必ずコロナウイルスの話題が出てきます。
人混みを避ける為に
少し飲んで帰りたいと思ってもやめて家飲みしているとか
休日は外出しなくなったと言う話が多く各自で予防しているようです。
クルーズ船から下船した方々が
公共交通機関を利用して帰宅したのに
帰宅後2週間は公共交通機関を利用しないでくださと通達したり
厚生労働省の職員がクルーズ船で業務を行ったにも関わらず検査をしていない
それ以外にも多くの事に対して政府の対応に疑問を感じる事が多くあります。
もともと心配性なので危惧で終わった出来事が過去には多々ありましたが
今回だけは
そのうちとんでもない事が起こりそうな気がします。
そんな中で知り合いが埼玉県にある
"造幣さいたま博物館" に行ってきたとの話を聞き
博物館は密閉施設なので少し気になりましたが
ガラガラで空いているからオススメだよというので行ってみました。
さいたま新都心駅から徒歩で10分もかからない場所にあり
入館料無料です。
開館時間
9:00~16:30(最終入館4:00)
毎月第三水曜日は休館
駐車場はなく博物館前に駐輪場はあり
まだ新しく立派な建物です。
1階に受付けがあり
居住地など簡単なプロフィールを書かなければなりません。
その後、造幣局のパンフレットと博物館のクリアファイルが貰えます。
博物館は2階にあり階段を登っていきます。
入り口
知り合いが言う通りガラガラでした。
手前は様々なことを体験できるコーナーになっていて
大量の貨幣が入った麻袋みたいものがあり
どれだけ重たいのか?を体感できたりします。
もちろん盗まれないように鎖に繋がれていますが…
入ると人類が貨幣を使用してきた歴史を説明するコーナーがありました。
フムフム
勉強になります。
次は造幣されるまでの説明コーナー
全体的に暗く展示品はライトアップされているので見やすいです。
フムフムフム
思っていたより細かい工程がある事を知ります。
この後に日本の勲章を飾ってあるコーナーがありますが写真撮影禁止!
テレビなどで旭日小受章、文化勲章などの事を聞いたり見たりしますが
どういうことをしたら受賞できるのか?など細かく説明してあり
勲章の実物も飾ってありました。
その後は日本で開催された過去のオリンピックのメダルが展示されています。
1964年(第18回)夏季 東京オリンピック
1972年(第11回)冬季 札幌オリンピック
1998年(第18回)冬季 長野オリンピック
知り合いにメダリストがいなくても実物が見られます。
次のコーナーは記念貨幣が飾られていますが
個人的には一番興味を持ちました。
リカちゃん
他にも
ウルトラマン・ゲゲゲの鬼太郎・宝塚歌劇団などさまざまなものがあります。
よ~く見ると普通の貨幣に比べてキレイですが
プルーフ貨幣と言われる収集用の貨幣だそうです。
リカちゃん50周年 2017プルーフ貨幣セット 平成29年(2017)
- 価格: 22000 円
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さらに
地方自治法施行60周年記念貨幣
北海道から沖縄まで47都道府県デザインの1000円と500円貨幣のセットです。
その土地の特長を細かくデザインされ
2006年(平成20年)~2016(平成28年)にかけて
順次発行されたみたいですが存在自体全く知りませんでした。
全て集めたいと思い計算すると
1,000円×47都道府県=47,000円
500 円×47都道府県=23,500円 合計70,500円
1枚づつのプレミアとコンプリートプレミアでいくらつくのか?
全て集めるには100,000円以上かかるかも?
ただ全て集めても置き場所に困りそうです。
せめて出身地の1枚を持っておきたいと思いましたが何処で売っているのか?
この47都道府県の中で
2012年(平成24年)に行われた世界造幣局長会議の
コイン・コンペティションというコインのデザインを評価する大会で
"最も美しい貨幣賞" (Most Beautiful Coin Award)を受賞したものが1つありました。
岩手県です
金貨以外の部門ですが
前年に平泉が世界遺産に登録された事も関係があるとか無いとか。
もし私が岩手県民だったら
ライバル県との自慢の言い合いで「Most Beautiful Coin Awardを取っているんだぞ」と
言いたくなりそうです。
他にも
さきほどの地方自治法施行60周年記念貨幣の500円貨幣だけのセット
これは置き場所に困らなそう。
紹介はしていませんが他にもさまざまな記念貨幣が展示されていて
コインコレクターでなくても集めたくなります。
もし全て集めたら幾らかかるのか? を少し考えましたが
即あきらめました。
全国に1人くらいはコンプリートしている人がいるんでしょうね。
次は
日本のお金の歴史コーナーです
大判・小判・10銭貨幣などから教科書に出てくる "和同開珎"
過去に日本で流通したほぼ全ての貨幣がありそうです。
大判・小判は発行年別の金の含有率があるのか?など細かく説明されていました。
中でも
1930年(昭和5年)・1931年(昭和6年)・1932年(昭和7年)に
発行された金貨は特別扱いで展示されています。
説明を見ると製造期間が短くほとんどが海外に流出していて
特に1932年(昭和7年)は発行枚数が不明なため幻の金貨と
言われているそうです。
一番右のが幻の金貨です。
オークションで760万~1,000万で落札されたとの事。
貨幣以外でも
切手・絵画・魚・湖・島・気候・現象・鉄道・大会・ポケモンなど
世の中の色々な物、事、言い伝えには幻が存在します。
個人的には幻と呼ばれる物はなに1つも持っていませんが
"まぼろし軒" という店でラーメンを食べた事はあります。
国民栄誉賞を受賞するともらえるメダル
デカいです。
大きさを表現すると
たまに観光地で見かける お土産用に売っている 煎餅くらいのくらいの大きさです。
最後に物価を表す表がありました。
明治20年代に頑張って貯金をして銀座の土地を10坪でも買っていれば
今ごろは大金持ち。
ただ生きていればの話しですが…
博物館を見た感想は、土曜日の昼頃にに行きましたが
空いていて ゆっくり見学すれば30~40分くらいかかりますが
面白い博物館でした。
入館料500円くらいとっても良さそう。
ちなみに
1階にはお土産売り場もあります。
帰りにそのお土産売り場を見ていた時に
貨幣=お金=金運 ここはパワースポットかも?と勝手に思い
博物館を出た後に宝くじを買って帰りました。
もし当たったらもう一度行きます。
どうでもいいことですが…