福島県内の常磐線 大野駅(おおのえき)~双葉駅(ふたばえき)間
大野駅から双葉駅方面へ2.5kmくらい
双葉駅から大野駅方面へ3.3kmくらいの場所で
陸橋からの撮影スポットです。
良さそうな撮影スポットは見つけられませんでした。
少しアップにしてみました
写真は2013年6月ころのもので
この頃は運休区間だった為、手入れがされておらず線路に草が生えています。
双葉駅(仙台駅)方面
少しアップにしてみました
こちらの写真も2013年6月ころの物です
詳しい場所
撮影スポットから東へ2.5kmくらいに
福島第一原子力発電所があります。
そのため、飲食店は見あたりませんでした。
しかも、撮影スポットは現在でも立ち入り禁止な区域だと思われます。
両駅を見てみました
大野駅 西口(2013年6月ころ)
大野駅 東口(2013年6月ころ)
1903年(明治36年)に現在の駅がある
福島県双葉郡大熊町(当時:大野村)の大野村会において停車場誘致を決定し
その頃の鉄道会社(日本鉄道)との間で駅を設置する条件は
"駅設置に関する周辺の土地など3600坪を大野村が買収して
その土地を日本鉄道に無償譲渡する。そして設置費用は大野村が請負う"
大野村には負担が大きい条件でしたが、それらをクリアして
1904年(明治37年)11月3日に竣工開通式を実視されました。
その後は
1904年(明治37年)11月22日に日本鉄道の駅として開業
1987年(昭和62年)に駅舎を改築し東口と西口を結ぶ自由通路を設置
1995年(平成 7年)10月 1日に「みどりの窓口」を設置
2011年(平成23年)3月11日に東日本大震災の福島第一原子力発電所の
事故により営業休止
駅舎も天井版の一部が剥がれ落ちる被害を受ける
2020年(令和2年)3月14日に富岡駅~浪江駅間の運行再開により
無人駅として駅の営業を再開
同時にICカードSuicaの利用が可能となり「Smart Station for EXPRESS」を導入
駅構内には
話せる指定席券売機、多機能券売機、自動精算機、簡易式Suica改札機
列車の時刻や列車在線位置情報を把握できる「どこトレ」のモニター等があり
これらの機器の総称を「Smart Station for EXPRESS」といいます。
ちなみに「Smart Station for EXPRESS」は以前のブログでも触れましたが常磐線の
双葉駅、広野駅、富岡駅、浪江駅にも設置されています。
現在、時期は不明ですが駅舎は改修されています。
ちなみに大野駅は "福島第一原子力発電所" に一番近い駅です。
双葉駅(2013年7月ころ)
双葉駅 逆側から(2017年3月ころ)
1898年(明治31年)8月23日に日本鉄道の長塚(ながつか)駅として開業
1959年(昭和34年)10月1日に双葉駅に改称
1998年(平成10年)10月に町のコミュニティー施設が合築された
駅舎が竣工
2011年(平成23年)3月11日に東日本大震災の福島第一原子力発電所の
事故により営業休止
2020年(令和2年)3月14日に富岡駅~浪江駅間の運行再開により
新駅舎で駅の営業を再開
同時に同時にICカードSuicaの利用が可能となり「Smart Station for EXPRESS」を導入し無人駅となる
開業時は
その後、町村の合併があり
1956年(昭和31年)に福島県双葉郡双葉町となったことから
1959年(昭和34年)10月1日に「双葉駅」に改称されました。
以前は駅の東側のみに出入口がありましたが
現在は橋上(きょうじょう)駅となり西側と結ぶ自由通路が供用されています。