鉄道とかグルメとか 何となくイロイロと…

鉄道や旅行・グルメ・日常の事など、何となく色々な事を綴っています。

グーグルマップで飲みたい日本酒の酒蔵を見てみた 新政酒造

 

3月になりました。

 

こんな状況で無ければ暖かくなり動きやすい季節なので

飲み歩きたいと思いますが もう少し我慢の日々は続きそうです。

 

その代わりに家飲みする機会が増えました。

 

 

最初はビールから始まりその次は日本酒を飲みます。

 

 

昔にも日本酒にハマった時期がありましたが

そのハマりが解けた後は

レモンサワーなのどのサワー系、ハイボールなどにハマり

2年くらい前に飲み仲間から日本酒をもらい

それが美味しくて 美味しくてたまらなかった事もあり

それから再び日本酒にハマっていていて

ただいま第二次日本酒ブーム真っただ中です。

 

 

飲みたい日本酒は山ほどあり

いずれは日本全国47都道府県の日本酒を制覇したいと思っていますが

まだ20道府県くらいしか飲めていません。

 

 

そんな中で

いま一番気になると言うか

飲みたいと思うのが秋田県にある新政酒造の「ナンバー6」です。

 

 

 

日本酒好きには知られている割合が多いと思いますが

なかなか手に入らない人気の日本酒です。

 

 

ネーミングもオシャレですがSAKE TIMEというサイトでのランキングでは

2月28日時点で4位にランキングされていて

人気、美味しさのとも備えた評価も高い日本酒です。

 

 

www.saketime.jp

 

 

酒蔵秋田駅からそれほど遠くない秋田の繁華街近くにあります。

 

 

 

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新政酒造

 

 

 

秋田県秋田市大町6丁目2−35

 

 

秋田の川反・大町という繁華街で飲み歩いた事がある人なら

見覚えがあるかもしれませんが大きな看板を掲げています。

 

 

 

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新政酒造 看板

 

 

1852年(寛永5年)に創業

創業者は初代 佐藤卯兵衛(さとう うへえ)という方で

当初はその名から「うへえの酒」と地元で親しまれていたそうです。

その後は明治政府が施策の大綱とした

"新政厚徳"(しんせいこうとく)

"新政"(あらまさ)という名称を戴くようになりました。

意味は「厚き徳をもって新しい政(まつりごと)をなす」という意味です。

 

新政って"新政厚徳"(しんせいこうとく)の略だったんですね。

 

これ知っておくと日本酒通ぶれそう

 

 

酒蔵に行けばそこで造っているお酒を買える場合が多いですが

新政酒造は酒蔵で販売しておらず全国にある特約店でしか購入できません。

 

 

ネットでは高額て取引きされていますが

特約店でも販売していないと言うより売り切れている場合が多いみたいで

入手困難という事が

飲んでみたいと思わせる一因になってるかもしれません。

 

 

地域的に近い事もあり青森の飲み仲間に情報を聞いて見たら

ブラリと1泊の秋田旅行を年に7~8回はするみたいで

秋田の居酒屋では「ナンバー6飲める店多いよ」という情報を聞きました。

 

 

良い情報を聞いたので

それなら行ってみようと思い

コロナ禍なのでなかなか行く事が出来ませんでしたが

去年の11月頃の感染者数が減っていた頃に青森・秋田への旅をしました。

 

 

初日は青森、2日目は秋田というスケジュールで

初日はその青森の飲み仲間と飲み

ナンバー6が飲めるお店の情報を聞くと

駅から比較的近い場所にある "永楽" という店がオススメだと聞き

「明日は必ず飲むぞ~」と言いながら青森の地酒

豊盃を飲んでいました。

 

ちなみに

私の第二次日本酒ブームの火付け役となったのが

一緒に飲んだ飲み仲間でその時に頂いた日本酒豊盃です。

 

 

 

 

翌日の朝に場所をグーグルマップで調べて

観光しながら秋田のホテルにチェックインしたのが18時頃

荷物を部屋に置いて早速 "永楽" さんへ向かいました。

 

 

 

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永楽

 

営業は日曜日休み

16:30~24:00

 

 

 

秋田県秋田市中通4丁目11−10

 

 

秋田駅から400mくらい徒歩で4~5分くらいの場所にお店があり

御食事処となっていますがお店は完全に居酒屋です。

 

 

18時30分頃にお店に到着して

さっそく

お店の中に入ると「満席なんです」という事を言われました。

 

 

確かに席は全て埋まっていて残念だと思いましたが諦めきれず

一度ホテルに戻り他に飲めるお店が無いのか?作戦会議を行うと

 "永楽" さんでは

ナンバー6以外にも新政酒造で造るっているレアなお酒が飲めて

しかも料理が美味しいと評価が高いの秋田でも指折りの超人気居酒屋らしいです。

 

 

 

 

やはりここしかないと ホテルで時間を潰して

人気店だから入れるか不安を抱きながら20時頃に再びお店へ行くと

再び「満席なんです」という事を言われました。

 

不安的中です

デジャヴです

 

 

ホテルで時間を潰している時に

ナンバー6を飲める店を調べておけば良かったのですが…

 

 

後々に聞いた情報だと

運が良ければ入れますが予約しないと 入店は難しいお店だったらしいです。

 

 

流石に1日に2度入れないとほぼ心が折れていて

ちょびっとだけ残ってるメンタルを奮い立たせ

また時間を潰して再び行くか?迷いましたが

お腹もペコペコという事と

川反・大町の居酒屋へ行けば運が良ければ飲めるかもという希望から

川反・大町方面に向かいました。

 

 

夜は冷え込んでいたので

何か温かいものを食べたいと思い

お店を探していると おでん・やきとり の看板を掲げている激シブ

お店を発見!

 

 

 

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江戸中

 

シブいっす

 

 

秋田県秋田市大町5丁目3−15

 

 

こういうお店は入らずにいられないので早速入店

 

7~8人しか入れない小さなお店ですが

ついつい長いしてしまいそうなとても落ち着く雰囲気の店内でした。

 

 

店内にはだれもいない貸し切り状態で

飲むぞ~と意気込みましたがメニューが見あたりません。

 

そういうお店だそうです。

 

また

普段は やきとり もやっているけど今は無く

「 おでん だけですが良いですか?」と言われましたが

全く問題なしとお答えさせて頂きました。

 

 

おでん鍋を見ると美味しそうなタネがいっぱいあり

しかも長時間煮込まれて間違いなく美味しいと思わせるビジアルで

これは自分で選ぶより大将のお任せで おでん を頼みました。

 

 

最初に

豆腐、ちくわ、はんぺんが盛られて出されましたが

出汁は醤油ベースで甘みのある関東炊き。

 

豆腐には刻みネギと魚粉みたいのがふりかけられていて

出汁がしみた豆腐にネギのシャキシャキのアクセントが美味

ちくわ はしっかりと出汁を吸っているのに弾力のある食感で

噛めば噛むほど出汁と ちくわ の旨さがジュワーっと出てきて美味

はんぺん はフワッフワのとろける食感で出汁の旨味をダイレクトに味わえて美味

 

最初はビールで食べました。

 

 

ビール1本を空けて

おでん も食べ終わり次は何を食べようか迷いましたが

とりあえず

タマゴ、大根とあとはお任せで再び頼むと

大根は今の時期はやっていないとのこと。

 

 

どういう事か理由を聞くと

確か12月から3月の柔らかい大根の時期にしか

提供しないそうで

創業した先々代からの教えでだそうです。

 

こだわりを感じます。

 

ちなみに今の大将は3代目

 

 

2皿目は

タマゴ、コンニャク、さつま揚げっぽいものが出てきましたが

その前のお皿に盛る前に初めて見る光景がありました。

 

 

タマゴは殻を付けたまま煮込んでいるらしく

殻を剥いてお皿に盛りつけていました。

それで味染みるの?と思いましたが しっかり味がしみていて美味

コンニャクは何日も煮込んでいるのが解るほど層になっていて

中心まで味が染みていて美味

さつま揚げっぽいのはどんな感じだったか思いだせませんが美味。

 

 

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2皿目の飲み物は日本酒を頼みましたが高清水しか置いて無いとの事でしたが

全く問題なし。

 

個人的に秋田のお酒では高清水ナンバー2 に好きです

 

 

 

高清水を飲み おでん をつまみながら大将と話をしましたが

空腹と疲れがあったのか解りませんが

酔いが早く記憶が正しければ創業80年くらいだと

言っていた気がします。

 

 

ただ

やはりコロナの影響で客足が減っているそうで

今は踏ん張って長く続けてもらいたいお店ですね。

 

 

会計は おでん6品とビール日本酒で2000円ちょっと

 

 

リーズナブルで美味しいお店です

 

 

ナンバー6は飲めませんでしたが老舗おでん屋さんを見つけられたので

十分満足してホテルに帰りました。

 

 

4月頃に感染者数が減ったら再びリベンジ秋田に行こうと企んでいます。